コツコツと

Visual Studio Code でタブを入力する

October 15, 2020

Visual Studio Code はtabキーを押した場合、デフォルトではスペースに変換されて入力されます。タブ(水平タブ)を入力したい場合は設定で変更できますが、本記事では Key Bindings を利用してタブを入力する方法を紹介します。
Key Bindings とは、キーボードショートカットのことです。例えば、cmd+w で、アクティブなエディタを閉じたりできます。

Key Bindings でタブを入力する

まず、keybindings.json を開きます。
コマンドパレットにて、「open keyboard」と入力し、「Preferences:Open Kyeboard Shortcuts(JSON)」を選択します。

Open Kyeboard Shortcuts

これで、keybindings.json が開けます。

keybindings.json

次に、keybindings.json に次の設定を追加します。

[
  {
    "key": "ctrl+t",
    "command": "type",
    "args": { "text": "\t" },
    "when": "editorTextFocus"
  }
  // 他の設定
]

これで、ctrl+t をタイプした時にエディタのカーソルの位置にタブを挿入することができます。

各プロパティは次の通りです。

プロパティ名 説明
key キーボードから key に設定したキーを入力した時に、command が動作します。
command key を入力した時に動作させる VS Code のコマンドの ID を設定します。
args command が受け取る引数を設定します。type コマンドは、text プロパティを引数として受け取り、その値をドキュメントに挿入します。
when コマンドが有効となる条件を指定します。詳細はこちらを参照ください。

今回は、Key Bindings を利用してタブを入力する方法を紹介しました。


参考


© 2020 jiri3